※本記事には広告が含まれる場合があります。紹介する商品・サービスは編集部が独自に調査し、記事の内容に沿って選定しています。
今回は自動車の話です。トヨタのシエンタに乗っていますが、ナビは「どれにしようか」と迷った末にアルパイン製の7型ワイドカーナビ「7WNX2+KTX-7W-SI-170-NR」を購入しました。
決め手になったのは地図と動画が同時に表示できる「画面分割」機能と、前側の座席と2列目の座席でスピーカーの音を変えられる「ダブルゾーン」機能です。
特にダブルゾーンは天井のフリップダウンモニタと組み合わせることで1列目ではテレビを、2列目では子供がDVDを楽しめるので、満足度の高いチョイスとなりました。
しかし、一点だけ不満が。。。このナビ、SDカードスロットがついているのですが、なぜか音楽にしか対応しておらず、動画は再生できないのです。
「動画はDVDで観ればいいじゃない」という設計なのでしょうが、2列目でDVD観ちゃうと1列目は観れません。
これは長時間のドライブでは死活問題です。子どもは大体途中で寝てしまいますから、長い道中、私だけが子供向けのアニメを見続ける羽目になりかねません。
このジレンマを解消するため、解決策を探してみました。
HDMIで接続できる!InLightメディアプレーヤー

幸い、このナビにはHDMI入力がついています。これを活用すれば、DVD以外の動画を楽しめるようになるはずです。そこでAmazonを物色していると、こんなものを見つけました。
InLightメディアプレーヤー USBメモリ・SDカード対応 写真や動画をテレビで再生
「電源を入れたら即再生」
「電源を落として再度入れたら途中からレジューム再生」
「シガーソケットから電源取れます」
というまさに「車載するために作りました」といわんばかりの売り文句です。
本当にこれが実現できるなら、なんの文句もありません。
見た目からして中華っぽいですし、レビューもそんなによくありませんが、口コミを見ていると「普通に使えた!」という人もいたので、思い切って買ってみることにしました。
商品が到着後、早速車に積み込んで実験開始。
メニュー画面が表示されるまでに時間がかかる感じです。システムが画面を切り替えている様子がみられたので、設定で解像度を「自動」から「720P」に固定すると、安定するようになりました。
ここまでは割とすんなりでしたが、これは長い戦いの序章に過ぎないのでした。
オートプレイが反応しない!

まず最初に引っかかったのは「オートプレイ」が反応しないという罠です。
「電源入れたら即再生」のはずでしたが、メニュー画面が表示されてしまいます。そこから動画を選んで再生ボタンを押さないとスタートしてくれません。
電源を落として入れなおすとまたメニュー画面です。
同じ動画を選ぶと「途中から再生しますか」と聞いてくれるので、レジューム機能はかろうじて生きていますが、
「違う、そうじゃない」。
でも大丈夫。売り文句が「オートプレイ」である以上、解決策は絶対あるはずです。一緒に届いたマニュアルは中国語と英語しか書いてありません。頑張って英語の方を読んでみると、
「設定にオートプレイの項目があるよ」
と書いてあります。喜び勇んで試してみましたが、状況は変わりませんでした。
そこでAmazonや楽天などの口コミを大捜索したところ、いました。
「オートプレイは直下にファイル置かないと動かないよ」
と書いてくれている紳士が。
私はわざわざSDに「動画」「音楽」とかフォルダを作って、その中にファイルを入れていました。このやり方がダメなんだそうです。
早速作ったフォルダではなく一番上の階層に映像データをおいてみたところ、エンジン始動と同時に映像の再生が始まりました。これで心置きなくドライブを楽しめそう。
レジューム機能もおかしかった!
と思ったら、今度は「レジューム機能」が何かおかしいという現象に遭遇しました。具体的にいうと、エンジン始動と同時に音声の再生は始まるのですが、画面は真っ暗。そのまま10分ほど待つと、映像も始まるという症状です。
映像が始まる部分は前回中断した部分と一致しているので、なぜか音声だけ逆戻りして再生されているような感じです。
どうも音声が追いつくのを待って映像がスタートしているようです。
たしかにレジュームと言えなくもないのですが、
「違う、そうじゃない」。
このままでは不便すぎます。
またも口コミを検索してみましたが、今回は有力な手がかりがありません。
問題は動画のフォーマットだった|変換することで解決
何が原因なのか突き止めるため、家にある動画をいろいろぶち込んでみました。すると、なんと普通にレジュームできるファイルがありました。
筆者が普段使っている動画のフォーマットは「mp4+H.264」の組み合わせですが、どうもこれが原因だったようです。普通に動いている動画は「avi+XVID」の組み合わせでした。
というわけで、無料ソフトの「Xmedia Recode」で、観たい動画を変換してみます。
バージョン3.4.3.6形式形式:AVI
ファイル拡張子:avi
映像コーデック:XviDFourCC:XviD
変換した動画を確認してみると、見事成功。レジュームも遅延等なく再生されるようになりました。
USBから電源をとれる変換コードがあればさらに快適

これで一安心。配線周りが気になったので、USBから電源を取れるように変換コードを購入し、スリムなHDMIも購入しました。
安い中華製のメディアプレイヤーですが、きちんと面倒をみてあげれば働いてくれます。
日本製の商品であればこんな苦労はないのでしょうが、価格は倍くらいします。値段を取るか、このあたりの不便を取るか、悩ましいところですね。

